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厚生年金保険

こうせいねんきんほけん

ひとことで言うと

民間企業の労働者を対象に老齢・障害・死亡を保障する、国民年金に上乗せされる2階建て公的年金。

解説

民間企業に勤務する労働者を対象とした公的年金制度で、老齢、障害、死亡に対して年金給付を行う。国民年金(基礎年金)に上乗せして給付される2階部分の年金であり、保険料は事業主と被保険者が折半して負担する。報酬比例の年金額が支給され、在職老齢年金制度等の特徴的な仕組みがある。

くわしく解説

厚生年金保険は、民間企業に勤務する労働者(被用者)が加入する公的年金制度であり、国民年金(基礎年金)に上乗せして給付される「2階部分」の年金として機能する。給付の種類は老齢厚生年金、障害厚生年金、遺族厚生年金の3種類である。保険料は標準報酬月額に保険料率を乗じて計算され、事業主と被保険者が折半して負担する。年金額は報酬比例で算出されるため、在職中の報酬が高いほど受給額も大きくなる。また、在職中に老齢厚生年金を受給する場合(在職老齢年金)は、賃金と年金の合計額に応じて年金が支給停止される仕組みがある。70歳未満の被用者は強制加入となる。

具体例で考えよう

30年間民間企業に勤めた人は、65歳から国民年金(基礎年金)に加えて報酬比例の老齢厚生年金を受け取ることができ、現役時代の給与水準が高いほど年金額も増える。

試験対策ポイント

「2階部分」「報酬比例」というキーワードが重要。保険料は事業主と被保険者の折半(全額事業主負担の労災保険と対比)。老齢・障害・遺族の3給付の区別と在職老齢年金制度も頻出。

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