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結託

けったく

ひとことで言うと

競合企業同士が価格や生産量を秘密裏に協調する行為で、独占禁止法で厳しく規制される。

解説

競合企業同士が価格や生産量等について暗黙的または明示的に協調行動を取ること。カルテルはその代表的な形態であり、独占禁止法によって厳しく規制されている。市場の競争を歪め消費者の利益を損なうため、公正な競争秩序の維持の観点から禁止される。

くわしく解説

結託とは、本来競争関係にある企業同士が、価格・生産量・市場分割等について秘密裏に合意し、協調行動をとることを指す。カルテル(価格カルテルや生産量カルテル)はその最も典型的な形態であり、競合他社との価格協定によって競争を排除し、独占的な利益を得ることを目的とする。結託は市場の価格メカニズムを歪め、消費者が不当に高い価格を支払わざるを得ない状況を生み出すため、日本では独占禁止法によって厳しく規制・禁止されており、公正取引委員会が監視・摘発を行う。入札談合も結託の一形態であり、公共調達の公正性を損なうことから特に問題視される。ゲーム理論のプリズナーズ・ジレンマは、なぜ企業が協調を目指しながら崩壊しやすいかを説明する理論として関連する。

具体例で考えよう

飲料メーカーA・B・Cが「来月から一斉に自動販売機の価格を同額に引き上げる」と秘密裏に合意し実行した場合、これは価格カルテルによる結託であり、独占禁止法違反として公正取引委員会の摘発対象となる。

試験対策ポイント

カルテル・入札談合・独占禁止法はセットで整理する。結託が成立しやすい条件(少数企業・参入障壁高・標準化製品)も押さえる。ゲーム理論(囚人のジレンマ)との関連を問われる場合もある。

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