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準公共財

じゅんこうきょうざい

ひとことで言うと

非競合性・非排他性のどちらか一方のみを持つ、公共財と私的財の中間的な財。

解説

非競合性または非排他性のどちらか一方のみを満たす財のこと。有料道路(混雑していない場合は非競合的だが排他的)などが例として挙げられる。公共財と私的財の中間的な性質を持つ。

くわしく解説

財は非競合性(ある人の消費が他の人の消費を妨げない性質)と非排他性(対価を払わない人の消費を排除できない性質)の有無によって分類される。公共財は両方を持ち、私的財は両方を持たない。準公共財はそのいずれか一方のみを持つ財である。例として、混雑していない有料道路は非競合的(混雑なければ他者の利用を妨げない)だが排他的(料金を払わないと利用できない)であり、クラブ財とも呼ばれる。一方、混雑した道路や漁場は非排他的だが競合的であり、コモンズ(共有地)として過剰利用問題(コモンズの悲劇)を生じやすい。試験では4分類の整理と具体例の対応が問われる。

具体例で考えよう

混雑していない有料高速道路は、料金を払えば誰でも使えるが(非排他的ではない)、空いていれば他の利用者の利便を損なわない(非競合的)という準公共財の典型例である。

試験対策ポイント

財の4分類(私的財・公共財・クラブ財・コモン財)と非競合性・非排他性の組み合わせを整理すること。具体例と照らし合わせて判別できるようにしておくこと。

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