ユースケース図
ゆーすけーすず
ひとことで言うと
システムの機能とそれを利用するアクターの関係をUMLで視覚的に表現した図。
解説
UMLの図法の一つで、システムが提供する機能(ユースケース)とそれを利用するアクター(利用者や外部システム)の関係を視覚的に表現する図。システムの機能要件を定義し、利害関係者間の認識共有に役立つ。要件定義の初期段階で作成されることが多い。
くわしく解説
ユースケース図とはUML(統一モデリング言語)で定義された図法の一つであり、システムが提供する機能(ユースケース)と、それを利用する人物や外部システム(アクター)の関係を楕円・棒人間などの記号で視覚的に表現する。主な構成要素はアクター(システム外部の利用者・外部システム)、ユースケース(システムが提供する機能)、システム境界(システムの範囲を示す長方形)、および関係(関連・包含・拡張)である。包含関係(include)は必ず実行されるサブユースケース、拡張関係(extend)は条件付きで追加される動作を表す。要件定義の初期段階で利害関係者間の認識共有に活用され、機能要件の漏れを防ぐ効果がある。試験ではUML図法の識別が問われることが多い。
具体例で考えよう
オンラインショッピングシステムのユースケース図では、「顧客」アクターが「商品検索」「カートに追加」「注文確定」というユースケースを利用し、「決済システム」という外部アクターが「決済処理」ユースケースと関連する形で表現される。
試験対策ポイント
UML図法の種類(クラス図・シーケンス図・アクティビティ図・ユースケース図など)の使い分けが頻出。包含(include)と拡張(extend)の違い、アクターの定義(外部エンティティ)を押さえる。