ITIL
あいてぃる
ひとことで言うと
ITサービスマネジメントのベストプラクティスを体系化した世界標準のフレームワーク。
解説
Information Technology Infrastructure Libraryの略で、ITサービスマネジメントのベストプラクティスを体系化したフレームワーク。サービスストラテジ、サービスデザイン、サービストランジション、サービスオペレーション、継続的サービス改善の5つのライフサイクルで構成される。ITサービスの品質向上とコスト最適化を目的としている。
くわしく解説
ITIL(Information Technology Infrastructure Library)は、英国政府が策定したITサービスマネジメントのベストプラクティス集であり、世界中の企業・政府機関で採用されている。バージョン3ではサービスライフサイクルとして「サービスストラテジ」「サービスデザイン」「サービストランジション」「サービスオペレーション」「継続的サービス改善」の5段階が定義されており、それぞれにプロセスが体系化されている。2019年に発行されたITIL 4では、アジャイルやDevOpsとの統合を意識した「サービスバリューシステム」の概念が導入された。試験ではITILの各フェーズの名称と主要プロセスの対応関係が問われることが多い。ITSMの具体的な実装手段として位置づけられており、ITSMとの関係性も理解しておく必要がある。
具体例で考えよう
ある企業がITILを導入し、障害対応をインシデント管理プロセスに沿って標準化した結果、平均復旧時間が半減し、サービス品質が向上した。
試験対策ポイント
ITILのサービスライフサイクル5段階の名称と順序を正確に覚える。ITSMの「フレームワーク」であることを押さえ、ISO/IEC 20000との関係も整理しておく。