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フェイルソフト

ふぇいるそふと

ひとことで言うと

障害発生時に故障部分を切り離して性能を低下させながらもシステム全体の稼働を継続する設計思想。

解説

システムに障害が発生した場合に、故障した部分を切り離し、性能や機能を低下させながらもシステム全体の運用を継続する設計思想。例えば、マルチプロセッサシステムで一部のプロセッサが故障しても残りのプロセッサで処理を続行することが該当する。縮退運転(デグレーデッドモード)とも呼ばれる。

くわしく解説

フェイルソフト(Fail Soft)は、システムに障害が発生した際に、故障した部分のみを切り離し、残りの正常な部分でシステムの稼働を継続する設計思想・手法である。システムの性能や提供できる機能は低下するものの、完全停止を避けることができる。この状態を「縮退運転」または「グレースフルデグラデーション」ともいう。例えば、4台のサーバで処理していたシステムの1台が故障した場合、残り3台で処理を継続する形態がフェイルソフトに該当する。フェイルセーフ(安全側への移行)やフォールトトレランス(完全継続)と並ぶシステム信頼性の設計概念であり、試験ではこれらの用語の違いを問う問題が頻出である。

具体例で考えよう

4台のプリンタで出力を分担していたシステムで1台が故障した場合、故障したプリンタを切り離し残り3台でスループットを落としながら印刷を継続する運用がフェイルソフトの典型例。

試験対策ポイント

フェイルソフト(縮退運転・稼働継続)とフェイルセーフ(安全状態・停止容認)の違いを明確に区別する。「縮退運転」「グレースフルデグラデーション」はフェイルソフトの同義語として押さえる。

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