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フェイルセーフ

ふぇいるせーふ

ひとことで言うと

障害発生時にシステムを安全な状態に移行させ、危険を最小限に抑える設計思想。

解説

システムに障害が発生した場合に、安全な状態に移行して被害を最小限に抑える設計思想。例えば、信号機が故障した場合に全て赤信号になるように設計することが該当する。安全性を最優先し、機能の停止を許容してでも危険な状態を回避することを目的とする。

くわしく解説

フェイルセーフ(Fail Safe)は、システムや機器に障害が発生した際に、安全側の状態へ自動的に移行することで被害や危険を最小限に抑えることを優先する設計思想である。機能の継続よりも安全の確保を最優先するため、場合によってはシステムを停止させることも許容する。典型的な例として、①信号機が故障した際に全方向が赤信号になる、②原子炉の冷却システムが故障した際に自動的に原子炉を停止する、③エレベータのワイヤが切れた際に非常ブレーキが自動作動するなどがある。フェイルセーフはシステムの可用性(稼働継続)よりも安全性を優先する場面で採用される。フェイルソフトと混同しやすいため、安全優先か稼働継続かで判断する。

具体例で考えよう

踏切の制御システムが故障した場合、遮断機が下りたままの状態(通行遮断)に固定されるよう設計することがフェイルセーフの例。稼働は止まるが列車との衝突事故を防ぐことを優先する。

試験対策ポイント

フェイルセーフ=安全側への移行・稼働停止容認、フェイルソフト=縮退稼働継続という対比が最重要。「信号機が故障時に全赤」「エレベータの非常ブレーキ」などの具体例も覚えておく。

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