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バックアップ

ばっくあっぷ

ひとことで言うと

データ損失に備えてデータの複製を別媒体に保存する行為で、フル・差分・増分の3方式がある。

解説

データの損失に備えて、データの複製を別の記録媒体に保存すること。フルバックアップ、差分バックアップ、増分バックアップの3つの方式があり、復旧時間とバックアップ時間のトレードオフを考慮して選択する。障害発生時のロールフォワードによるデータ復旧の前提となる重要な運用プロセスである。

くわしく解説

バックアップとは、システム障害やデータ消失に備えてデータの複製を別の記録媒体や場所に保存する行為である。主な方式は3種類あり、①フルバックアップ:すべてのデータを毎回丸ごとコピーする方式で、復旧が簡単だがバックアップ時間と容量が大きい、②差分バックアップ:前回のフルバックアップ以降に変更されたデータのみを保存する方式で、バックアップ量は増分より多いが復旧がシンプル(フル+最新差分の2つで復旧)、③増分バックアップ:前回のバックアップ(フルまたは増分)以降に変更されたデータのみを保存する方式で、バックアップ量が最小だが復旧にはフル+すべての増分データが必要で時間がかかる。障害発生後のデータ復旧はロールフォワード(ログを使って最新状態に更新)で行われる。

具体例で考えよう

日曜にフルバックアップを取り、月曜から土曜に増分バックアップを取っていた場合、水曜の障害復旧には日曜のフル+月曜・火曜・水曜分の増分バックアップすべてが必要になる。

試験対策ポイント

フル・差分・増分の3方式の違いをバックアップ量・復旧時間・復旧に必要なデータセットの観点で整理する。増分は「バックアップが速いが復旧が遅い」、差分は中間という理解が重要。

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