システムテスト
しすてむてすと
ひとことで言うと
システム全体を対象に要件定義の機能・性能・信頼性要件を満たすかを検証する、結合テスト後に実施されるテスト工程。
解説
システム全体を対象として、要件定義で定められた機能・性能・信頼性などの要件を満たしているかを検証するテスト工程。結合テストの後に実施され、本番環境に近い環境で行われる。機能テスト、性能テスト、負荷テスト、セキュリティテストなどが含まれる。
くわしく解説
システムテストは、V字モデルにおいて要件定義工程に対応するテスト段階であり、システム全体が顧客の要求仕様を満たしているかを検証する。単体テスト(個々のモジュール)、結合テスト(モジュール間の連携)に続く第3段階として位置づけられ、本番環境に近い環境で実施される。テストの種類としては、仕様通りに動作するか確認する機能テスト、処理速度・応答時間を測定する性能テスト、高負荷時の動作確認を行う負荷テスト、脆弱性を検証するセキュリティテスト、長時間連続稼働での安定性を確認する信頼性テストなどが含まれる。システムテスト完了後は受入テスト(ユーザー受入テスト)が実施され、顧客が実際の業務環境で最終確認を行う。
具体例で考えよう
新たに開発した人事給与システムについて、全機能の正常動作確認(機能テスト)、月次給与計算1000件同時処理の応答時間測定(性能テスト)、不正アクセス耐性確認(セキュリティテスト)を一括して実施する。
試験対策ポイント
V字モデルにおけるテスト工程の対応関係(単体→詳細設計、結合→基本設計、システム→要件定義)を整理すること。受入テストとの違い、ブラックボックステスト・ホワイトボックステストの区別も頻出。