消費者物価指数
しょうひしゃぶっかしすう
ひとことで言うと
家計が購入する財・サービスの価格水準の変動を測定する物価指数で、インフレの代表的指標。
解説
家計が購入する財・サービスの価格変動を測定する指標で、総務省が毎月公表する。ラスパイレス式で計算される。インフレ率の代表的な指標であり、金融政策の判断材料として重要である。
くわしく解説
消費者物価指数(CPI)は、家計が日常的に購入する財・サービス(食料・住居・光熱・交通など)のバスケットを設定し、基準年の価格に対する現在の価格水準の比率を指数化したものである。日本では総務省統計局が毎月公表している。計算方法はラスパイレス方式(基準期の数量ウェイトで加重平均)を採用しており、新商品の登場や品質向上を十分に反映しにくいという「上方バイアス」の問題が指摘される。金融政策においては、日本銀行が物価安定目標(2%)の判断指標としてCPIを重視する。GDPデフレーターと並んで物価指標として対比される。
具体例で考えよう
1年前と比べてスーパーでの食品・日用品の買い物にかかる費用が全体的に3%高くなったとすれば、消費者物価指数は3%上昇しインフレが進んでいることを示す。
試験対策ポイント
ラスパイレス方式の計算方法と上方バイアスの問題を押さえること。GDPデフレーター(パーシェ式)との違い、および日銀の物価安定目標との関係が出題される。