DNS
でぃーえぬえす
ひとことで言うと
ドメイン名をIPアドレスに変換する仕組みで、インターネット上の「電話帳」とも呼ばれる名前解決サービス。
解説
Domain Name Systemの略で、ドメイン名(例:example.com)をIPアドレスに変換する仕組み。インターネット上の名前解決を階層的な分散データベースで実現している。ユーザが覚えやすいドメイン名でWebサイトにアクセスできるのはDNSの働きによるものである。
くわしく解説
DNS(Domain Name System)は、人間が覚えやすいドメイン名(例:www.example.com)をコンピュータが通信に使うIPアドレスに変換するシステムである。インターネット上の名前解決を階層的な分散データベースで実現しており、ルートサーバを頂点に、TLD(トップレベルドメイン)サーバ、権威DNSサーバという階層構造を持つ。ユーザがブラウザにURLを入力すると、まずローカルのDNSキャッシュを参照し、なければキャッシュDNSサーバ(フルサービスリゾルバ)が各階層のDNSサーバに問い合わせてIPアドレスを取得する仕組みである。DNSに対する攻撃手法としてDNSキャッシュポイズニング(偽のIPアドレスをキャッシュに登録する攻撃)があり、セキュリティ上の重要な脅威として知られている。試験では名前解決の仕組みやDNS関連の攻撃手法が問われることが多い。
具体例で考えよう
ユーザが「www.company.co.jp」とブラウザに入力した際、DNSサーバがそのドメインに対応する「203.0.113.10」というIPアドレスを返すことで、ユーザはIPアドレスを意識せずにWebサイトにアクセスできる。
試験対策ポイント
DNSキャッシュポイズニング攻撃の仕組みを押さえること。また、正引き(ドメイン名→IPアドレス)と逆引き(IPアドレス→ドメイン名)の違いも確認しておく。