コンポジットインデックス(CI)
こんぽじっといんでっくす
ひとことで言うと
景気変動の大きさやテンポを示す景気動向指数で、先行・一致・遅行の3系列がある。
解説
景気動向指数の一つで、構成指標の変化量を合成して景気変動の大きさやテンポを示す指標。先行・一致・遅行の3系列がある。ディフュージョンインデックス(DI)が景気の方向を示すのに対し、CIは量的な変動を把握できる。
くわしく解説
コンポジットインデックス(CI)とは、複数の経済指標(構成指標)の変化量を合成することで、景気変動の大きさやテンポ(速さ)を数量的に把握しようとする景気動向指数である。内閣府が毎月公表しており、先行指数(景気の約3〜6ヶ月先を示す)、一致指数(現在の景気を示す)、遅行指数(景気の遅れて動く指標)の3系列で構成される。かつては同じ景気動向指数のなかでもDI(ディフュージョンインデックス)が主役であったが、2008年以降はCIが中心的指標として位置づけられるようになった。DIが構成指標のうち改善している指標の割合を示す(景気の方向性・転換点の判定に有用)のに対し、CIは変化の大きさを定量的に把握できる(景気の山・谷の判定に有用)。試験ではCIとDIの役割の違いが問われる。
具体例で考えよう
先行指数を構成する新規求人数や株価指数が軒並み上昇していれば、CIの先行指数も上昇し、数ヶ月後に景気が回復・拡大局面に入ることが示唆される。
試験対策ポイント
CI=変化の大きさ・テンポ(量的把握)、DI=景気の方向・転換点(方向性把握)という役割の違いが最重要。2008年以降CIが中心指標になったことも確認。先行・一致・遅行の区別も出題される。