ロゴ

生産スケジューリング

せいさんすけじゅーりんぐ

ひとことで言うと

生産計画を受けて各作業の開始・完了時期や設備割当てを決定する詳細日程計画のプロセス。

解説

生産計画に基づき、各作業の開始・完了時期や設備の割当てなどの詳細な日程を決定するプロセス。フォワードスケジューリングとバックワードスケジューリングの2つのアプローチがある。生産リードタイムの短縮と設備稼働率の向上を目指す。

くわしく解説

生産スケジューリングとは、大日程・中日程・小日程からなる生産計画の中でも最も詳細な段階に位置し、各製造オーダーに対して具体的な作業開始日時・完了日時・使用設備・作業者などを決定するプロセスである。アプローチには大きく2種類ある。フォワードスケジューリング(前向き日程計画)は開始日を起点として将来に向けて日程を割り付ける方法で、最短の完了日を算出できる。バックワードスケジューリング(後ろ向き日程計画)は納期を起点として逆算して日程を割り付ける方法で、納期に間に合う最遅開始日を算出できる。生産スケジューリングの目標は、納期遵守率の向上、設備稼働率の最大化、仕掛在庫の最小化の同時達成である。TOCや有限能力スケジューリングなど、ボトルネック工程を考慮した高度な手法も存在する。

具体例で考えよう

納期が10日後の製品について、バックワードスケジューリングで各工程を逆算した結果、今日から着手しなければ納期に間に合わないことが判明し、即座に作業指示を出した。

試験対策ポイント

フォワード(開始起点・前向き)とバックワード(納期起点・後向き)の違いと使い分けを整理すること。どちらがどのような目的で使われるかがひっかけになりやすい。生産計画との階層関係も押さえる。

関連用語

運営管理」の他の用語

生産スケジューリングとは?わかりやすく解説|中小企業診断士 用語集 | 診断士になる子ちゃん