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生産面から見たGDP

せいさんめんからみたじーでぃーぴー

ひとことで言うと

GDPを各産業が生み出した付加価値の合計として測定する方法で、三面等価の一側面。

解説

GDPを各産業の付加価値の合計として捉えたもの。産出額から中間投入額を差し引いた付加価値を全産業について合計することで算出される。三面等価の原則により支出面・分配面と等しくなる。

くわしく解説

GDPを生産面から測定する場合、経済内のすべての産業・部門において生み出された付加価値を合計する。付加価値とは、各企業の産出額(売上高)から原材料・部品など中間投入額を差し引いた額であり、二重計算を避けるために中間財を除く点が重要である。例えば製粉業者が小麦を買いパンを作るパン屋に売る場合、製粉業者の付加価値と製パン業者の付加価値のみを合算し、小麦の購入代金を重複して計上しないようにする。GDPは生産面・支出面・分配面のどの角度から測定しても理論的に等しくなるという「三面等価の原則」がある。試験では支出面のGDP(C+I+G+NX)と生産面の付加価値合計が等しい理由の理解が求められる。

具体例で考えよう

小麦農家が1,000円の小麦を生産し、製粉業者が800円の付加価値を加えて製粉し、パン屋が700円の付加価値を加えてパンを作った。GDPへの寄与は1,000+800+700=2,500円であり、最終財の価格と一致する。

試験対策ポイント

中間財を含めると二重計算になるため除外するという点は必須。三面等価の原則で生産面・支出面・分配面が等しくなることとその理由を説明できること。名目GDPとの混同にも注意。

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