均衡取引量
きんこうとりひきりょう
ひとことで言うと
需要曲線と供給曲線の交点で決まる市場における取引量。
解説
市場均衡において成立する取引量のこと。需要曲線と供給曲線の交点における数量に対応する。課税や規制により均衡取引量が変化すると死荷重が発生する場合がある。
くわしく解説
均衡取引量とは、市場均衡において実現する財の取引量のことであり、需要曲線と供給曲線の交点(均衡点)における横軸の値に対応する。均衡取引量は均衡価格とセットで決定され、需要や供給の変化(曲線のシフト)によって変動する。需要増加(需要曲線の右シフト)は均衡価格・均衡取引量をともに上昇させ、供給増加(供給曲線の右シフト)は均衡価格を低下させながら均衡取引量を増加させる。課税や価格規制によって均衡取引量が変化すると、消費者余剰・生産者余剰が減少し、社会的損失(死荷重・厚生損失)が生じる場合がある。課税による均衡取引量の変化と死荷重の分析は試験頻出テーマである。
具体例で考えよう
りんごの市場で天候不順により供給が減少した場合、供給曲線が左にシフトし、均衡価格は上昇するが均衡取引量は減少する。これにより消費者の購入できる量が少なくなる。
試験対策ポイント
課税により均衡取引量が減少し死荷重が発生する仕組みを押さえる。需要・供給曲線のシフトによる均衡価格・均衡取引量の変化方向を素早く判断できるようにする。