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経済成長率

けいざいせいちょうりつ

ひとことで言うと

一定期間における実質GDPの増加率で、経済拡大の度合いを示す指標。

解説

一定期間における実質GDPの増加率で、経済の拡大・縮小を測る基本指標。名目成長率と実質成長率があり、物価変動の影響を除いた実質成長率がより重要視される。成長会計や全要素生産性の概念と密接に関連する。

くわしく解説

経済成長率とは、ある期間(通常は1年)における実質国内総生産(実質GDP)の前期比増加率のことであり、一国の経済規模の拡大・縮小を示す基本的な指標である。名目成長率は物価変動の影響を含むのに対し、実質成長率は物価変動分を除去しているため、経済の実体的な変化をより正確に反映する。経済成長の要因を分析する手法として成長会計(ソロー残差分析)があり、GDP成長率を資本蓄積・労働投入・全要素生産性(TFP)の寄与度に分解する。TFPはイノベーションや効率化による生産性向上を示す。成長理論にはソローモデル(新古典派)やAKモデル・ロマー・ルーカスモデル(内生的成長理論)がある。試験では名目と実質の区別、成長会計の考え方が問われる。

具体例で考えよう

日本の名目GDPが前年比3%増加し、その年の物価上昇率が1%であった場合、実質経済成長率は約2%となる。これが経済が実質的に2%拡大したことを意味する。

試験対策ポイント

名目成長率と実質成長率の関係(実質≒名目-物価上昇率)を押さえる。全要素生産性(TFP)の意味と成長会計との関係も頻出。潜在成長率との違いも確認すること。

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