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補完財

ほかんざい

ひとことで言うと

ある財の価格が上がると需要が一緒に減る、セットで消費される関係にある財のこと。

解説

ある財の価格上昇により需要量が減少する関係にある財のこと。自動車とガソリンの関係が典型例である。交差弾力性が負の値をとる。代替財とともに財の関係性を分析する基本概念として出題される。

くわしく解説

補完財とは、2つの財が一緒に使われることで効用を生み出す関係にある財のことである。一方の財の価格が上昇して需要量が減ると、それと組み合わせて使うもう一方の財の需要量も減少する。この関係は交差価格弾力性(交差弾力性)がマイナスの値をとることで定義される。交差弾力性=「X財の需要量変化率÷Y財の価格変化率」であり、補完財ではこれが負となる。代表的な例として自動車とガソリン、コーヒーとクリーム、プリンターとインクカートリッジなどが挙げられる。対して、代替財(バターとマーガリンなど)は交差弾力性が正となる。消費者理論および需要分析の基本概念として出題頻度が高く、交差弾力性の符号との対応関係を正確に覚えることが重要である。

具体例で考えよう

ガソリン価格が急騰すると、車の燃料費が増えてドライブを控える人が増え、結果として自動車の需要も落ち込む。これが補完財(自動車とガソリン)の関係を示す典型例である。

試験対策ポイント

交差弾力性が負→補完財、正→代替財という符号の対応が最頻出。「補完財の価格が上がると需要が減る」という方向性を逆に覚えないよう注意。

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