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代替財

だいたいざい

ひとことで言うと

一方の財の価格上昇によって需要量が増加する、互いに代わりに使える関係にある財のペア。

解説

ある財の価格上昇により需要量が増加する関係にある財のこと。コーヒーと紅茶の関係が典型例である。交差弾力性が正の値をとる。補完財とともに財の関係性を分析する基本概念として出題される。

くわしく解説

代替財とは、ある財Xの価格が上昇したとき、財Yの需要量が増加する関係にある財の組み合わせのことである。消費者は割高になった財Xの代わりに財Yで欲求を充足しようとするためである。コーヒーと紅茶、バターとマーガリン、電車と自動車などが代表的な例として挙げられる。代替財の関係は交差価格弾力性(ある財の価格変化率に対する別の財の需要量変化率)が正の値をとることで定量的に確認される。一方、補完財(例:コーヒーとクリーム)は一方の価格上昇でもう一方の需要量が減少し、交差価格弾力性は負の値をとる。試験では代替財・補完財・独立財の定義と交差弾力性の符号をセットで問う問題が多い。

具体例で考えよう

コーヒーショップで豆の価格高騰によりコーヒーの値段が300円から500円に上がったとき、紅茶を注文する客が増えた。この紅茶がコーヒーにとっての代替財であり、両者の交差価格弾力性は正の値をとる。

試験対策ポイント

代替財の交差価格弾力性は正、補完財は負、独立財はゼロという符号の対応を確実に覚えること。ひっかけとして「代替財は一方の価格上昇でもう一方の需要が増える(正)」という符号の方向を逆に覚えないよう注意。

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