フリーロケーション
ふりーろけーしょん
ひとことで言うと
倉庫内の保管場所を固定せず空いているスペースに随時格納する保管方式で、スペース効率が高い。
解説
倉庫内の保管場所を固定せず、空いている棚に随時商品を格納する保管方式。保管効率が高く、倉庫スペースを有効に活用できる。ただし、商品の所在管理にコンピュータシステムが必要となる。
くわしく解説
フリーロケーション(フリーロケーション管理)は、倉庫やDC(物流センター)において、商品ごとに固定の保管場所を決めず、入庫時に空いている棚・スペースに柔軟に格納する保管方式です。固定ロケーション方式と対比される概念で、フリーロケーションの最大のメリットは保管効率(スペース利用率)の向上です。固定ロケーションでは特定商品の棚が空いていても他の商品を置けませんが、フリーロケーションでは空きスペースを無駄なく活用できます。ただし、どの商品がどこに保管されているかを常に追跡する必要があるため、WMS(倉庫管理システム)やバーコード・RFID等の情報システムが不可欠です。ピッキング効率を高めるため、出荷頻度の高い商品を出入口近くに動的に配置するアルゴリズムを組み合わせることもあります。
具体例で考えよう
ECの倉庫で、毎日数千種類の商品が入出庫される。フリーロケーション方式では入庫のたびに空いている棚番をシステムが自動割り当てし、出庫時はハンディターミナルに棚番を表示してピッキングするため、倉庫スペース利用率が固定方式比で30%向上した。
試験対策ポイント
固定ロケーションとの対比(スペース効率vs管理の複雑さ)が頻出。フリーロケーションにはWMS(倉庫管理システム)が必須であることを押さえること。ピッキング方式(摘み取り・種まき)との組み合わせ問題にも注意。