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独占市場

どくせんしじょう

ひとことで言うと

一つの企業だけが存在し、価格設定力を持つ市場形態。

解説

一つの企業のみが供給者として存在する市場形態。独占企業は価格設定力(プライスメーカー)を持ち、需要曲線に直面する。完全競争市場と比較して非効率な資源配分となり、政府規制の根拠となる。

くわしく解説

独占市場とは、特定の財・サービスの供給者が市場に一社しか存在しない市場形態を指す。独占企業は市場の唯一の供給者であることから、価格設定力(プライスメーカー)を持ち、需要曲線全体に直面して自ら価格と生産量を決定できる。完全競争市場のプライステーカーとは対照的な位置づけにある。独占が形成される原因としては、自然独占(規模の経済による)、法的独占(特許・ライセンス)、資源独占などがある。独占市場では完全競争と比べて資源配分が非効率となり(死荷重の発生)、これが独占禁止法や価格規制などの政府介入の根拠となる。試験では市場形態の比較(完全競争・独占的競争・寡占・独占)として出題される。

具体例で考えよう

ある離島での電力供給は地域の1社のみが担っており、住民は他社に乗り換えることができない。この1社が価格を自由に設定できる状態が独占市場の典型例。

試験対策ポイント

独占市場の特徴:供給者1社、プライスメーカー、需要曲線に直面、MR<P。自然独占との違い(原因による分類)も確認。完全競争・独占的競争・寡占との4市場形態の比較表を整理すること。

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