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デモンストレーション効果

でもんすとれーしょんこうか

ひとことで言うと

他者の消費行動を見て自分の消費水準が影響を受ける、デューゼンベリーが提唱した効果。

解説

他者の消費行動を見ることで自分の消費も影響を受ける効果のこと。デューゼンベリーの空間的相対所得仮説の基礎となる概念である。高所得者の消費パターンが低所得者の消費を引き上げる効果を説明する。

くわしく解説

デモンストレーション効果とは、消費者が周囲の人々や高所得者の消費スタイルを観察することで、自身の消費水準が引き上げられる現象を指す。デューゼンベリーの相対所得仮説の空間的側面(同一時点における他者との比較)を支える概念であり、消費は絶対的な所得水準だけでなく、周囲との相対的な位置づけによっても決まると考える。例えば、テレビや広告を通じて富裕層の生活スタイルが広く知られることで、中低所得層も同水準の消費をしようとする傾向が生まれる。これはケインズ型の絶対所得仮説とは異なる消費決定のメカニズムを提示しており、試験では相対所得仮説・ライフサイクル仮説・恒常所得仮説との比較で問われることが多い。

具体例で考えよう

近所に高級車が増えてきたことで、特に必要がなかった自分もより上位グレードの車に乗り換えようと考え始めた。SNSでの他人の消費行動が購買意欲を刺激するのも同様の効果。

試験対策ポイント

デモンストレーション効果はデューゼンベリーの相対所得仮説(空間的)に基づく。時間的相対所得仮説(ラチェット効果)との違いを区別すること。ケインズの絶対所得仮説と対比して出題される。

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