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シュタッケルベルクモデル

しゅたっけるべるくもでる

ひとことで言うと

先行者(リーダー)が産出量を先に決め、後続者(フォロワー)がそれに追随する複占モデル。

解説

複占市場において一方の企業(リーダー)が先に生産量を決定し、もう一方の企業(フォロワー)がそれを観察してから生産量を決定するモデル。逐次ゲームとして分析され、リーダーが先手の利益を得る。クールノーモデルとの比較が重要。

くわしく解説

シュタッケルベルクモデルは、2社が存在する複占市場において、一方の企業(リーダー)が最初に生産量を決定し、もう一方の企業(フォロワー)がリーダーの生産量を観察したうえで自社の最適生産量を決める「逐次ゲーム(シーケンシャルゲーム)」として分析される。リーダーはフォロワーの反応関数を先読みして戦略を決定するため、クールノーモデル(同時決定)と比べてリーダーの利潤が大きく、フォロワーの利潤は小さくなる。市場全体の産出量はクールノー均衡よりも多く、価格は低くなる傾向がある。試験ではクールノー・ベルトランモデルとの比較、先手の利益(ファーストムーバーアドバンテージ)の理解が問われる。

具体例で考えよう

大手電機メーカーが新製品の生産量を先に発表し、競合他社がその規模を見てから自社の生産量を決めるケースは、シュタッケルベルクモデルの典型的な状況である。

試験対策ポイント

クールノーモデル(同時ゲーム)との比較が最重要。リーダーの利潤>クールノー均衡利潤>フォロワーの利潤の大小関係、および市場全体の産出量の大小を整理すること。

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