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国内総支出(GDE)

こくないそうししゅつ

ひとことで言うと

消費・投資・政府支出・純輸出の合計として国内生産に対する支出総額を示す指標。

解説

一定期間に国内で生産された財・サービスに対する支出の総額。消費、投資、政府支出、純輸出の合計で表される。三面等価の原則により、GDPと等しくなる支出面からの国民経済計算である。

くわしく解説

国内総支出(GDE)とは、一定期間に国内で生産された財・サービスに対する支出の総額であり、支出面からGDPを計測したものである。具体的にはGDE=民間消費支出(C)+民間投資支出(I)+政府支出(G)+純輸出(輸出-輸入:NX)という式で表される。三面等価の原則により、GDE=GDP=国民所得(分配面)という等式が成立する。支出面からの分析は、ケインズ経済学における有効需要の原理や乗数効果の議論と直結しており、マクロ経済学の中心的な枠組みである。45度線分析においても、総需要(GDE)が総供給(GDP)と等しくなる点が均衡国民所得となる。各支出項目の定義と、輸入が控除される理由(国内生産分のみを計上するため)を理解することが大切である。

具体例で考えよう

ある年の日本経済で、家計消費300兆円・民間投資80兆円・政府支出100兆円・輸出60兆円・輸入50兆円だった場合、GDE(≒GDP)は490兆円となる。

試験対策ポイント

純輸出=輸出-輸入である点に注意。輸入が差し引かれる理由(外国生産分を除くため)を理解する。GDEとGDPの関係(三面等価)は必須知識。

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