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需要の価格弾力性

じゅようのかかくだんりょくせい

ひとことで言うと

価格が1%変化したとき需要量が何%変化するかを示す指標。

解説

価格の変化率に対する需要量の変化率の比率(絶対値)を示す指標。弾力性が1より大きい財は奢侈品、1より小さい財は必需品に分類される。企業の価格戦略や税の帰着分析において重要な概念である。

くわしく解説

需要の価格弾力性(ε)は「需要量の変化率÷価格の変化率」の絶対値で定義される。弾力性が1より大きい財は「弾力的(奢侈品・代替品が多い財)」、1より小さい財は「非弾力的(必需品・代替品が少ない財)」、1に等しい場合は「単位弾力的」と呼ばれる。弾力性が大きいほど価格変化に対して需要量が敏感に反応する。企業の価格政策では、弾力的な財に値上げをすると収入が減少するが、非弾力的な財への値上げは収入増につながる。税の帰着分析でも弾力性が鍵となり、需要の弾力性が小さいほど消費者の税負担が大きくなる。試験では計算問題と弾力性の大小による帰着の判断が頻出である。

具体例で考えよう

ガソリン価格が10%上がっても通勤に必要なため購入量はほぼ変わらない(非弾力的)が、外食費が10%上がると自炊に切り替えて利用を大幅に減らす(弾力的)。

試験対策ポイント

弾力性の計算式(変化率の比)を正確に使えること。弾力的・非弾力的と総収入の関係(値上げ→収入増or減)、税負担の帰着との連動が頻出。単位弾力的なケースも押さえること。

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