財務諸表の作成目的(意義)
財務諸表概論
財務諸表はなぜ作成する必要があるのでしょうか。ここでは、財務諸表の作成目的を財務会計と管理会計の2つの側面から整理します。また、日々の企業活動を記録する簿記の役割も確認します。
財務諸表の2つの目的
簡単にいうと
財務諸表を作る目的は2つ!外部の人に報告するため(財務会計目的)と、社内の経営判断に役立てるため(管理会計目的)だよ!
企業は、日々の経営活動により発生した各種取引を帳簿に記入し、それを最終的にまとめて報告しなければなりません。
財務諸表を作成することには、大きく以下の2つの目的があります。
① 管理会計目的 — 経営者に対して企業の維持・成長に役立つ情報を提供すること
② 財務会計目的 — 利害関係者(株主、投資家、債権者、官公庁等)に対して、その企業への投資等に関する判断に必要な情報を提供すること
このように、財務諸表は会計の2つの側面である管理会計と財務会計の双方に対して、数値の面から有用な情報を提供するための書類です。

簿記と会計の関係
試験のポイント
- ・財務諸表の作成目的は管理会計目的と財務会計目的の2つ
- ・管理会計は経営者向け、財務会計は外部利害関係者向けの報告
簿記と会計の関係
簡単にいうと
簿記って、毎日の取引を帳簿に記録して、最後に財務諸表にまとめる一連の作業のこと。会計のベースになる仕組みだよ!
簿記(Bookkeeping)とは、① 日々の企業活動を帳簿へ記入し、② その結果を一定期間ごとに報告書(財務諸表)にまとめることによって、企業の経営成績(もうけ)および財政状態を明らかにするための一連の処理をいいます。
簿記は、管理会計と財務会計の両方に対して有用な情報を作り出す基盤となる技法です。簿記の詳細な手続きについては、貸借対照表および損益計算書の作成プロセスの章で学習します。
試験のポイント
- ・簿記は帳簿記入→財務諸表作成という一連のプロセス
- ・管理会計・財務会計の両方の基盤となる記録技法
まとめ
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