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インターネット接続とIPアドレス

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インターネットにつなぐ方法と、住所にあたるIPアドレスを理解しよう!IPv4とIPv6の違いは超頻出だよ!

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インターネット接続とIPアドレス

簡単にいうと

インターネットにつなぐ方法と、住所にあたるIPアドレスを理解しよう!IPv4とIPv6の違いは超頻出だよ!

① インターネット接続サービス

インターネットに接続するためのサービスは、大きく固定回線(ブロードバンド)モバイル回線の2種類に分類できます。

ブロードバンド接続は、自宅やオフィスなど固定された拠点で利用する高速回線です。代表的な方式を見てみましょう。

方式伝送媒体特徴
ケーブル(CATV)同軸ケーブル/光ファイバケーブルテレビの回線を利用。上り・下りで速度差がある場合が多い
FTTH光ファイバFiber To The Home。光ファイバを直接各家庭まで引き込む方式。最も高速で安定した接続
無線(FWA)電波Fixed Wireless Access。基地局から電波で接続。光ファイバを敷設しにくい地域で活用される

モバイル接続は、携帯電話回線を利用した移動体通信です。

方式特徴
4G(LTE)第4世代移動通信。下り最大数百Mbps〜1Gbps程度。現在も広く普及
5G第5世代移動通信。3つの大きな特徴を持つ次世代規格
テザリングスマートフォンをアクセスポイント(親機)として、PCやタブレットをインターネットに接続する機能

5Gの3大特徴は試験でも頻出のため、しっかり押さえましょう。

特徴内容
超高速(eMBB)最大20Gbpsの通信速度。4Gの約20倍。4K/8K映像のリアルタイム配信が可能
多数同時接続(mMTC)1平方kmあたり100万台の機器を同時に接続。IoTデバイスの大量接続に対応
超低遅延(URLLC)遅延時間を1ミリ秒以下に抑制。遠隔手術や自動運転などリアルタイム制御に必要

② IPアドレスの基本(IPv4)

インターネットに接続された機器を識別するための番号がIPアドレスです。現在広く使われているIPv4は、32ビットのアドレス空間を持ち、約43億個(2322^{32})のアドレスを割り当てることができます。

IPv4アドレスは、8ビット(オクテット)ずつドットで区切った10進数表記で記述します。たとえば「192.168.1.100」のような形式です。

IPアドレスは2つの部分で構成されています。

部分役割例え
ネットワークアドレス部所属するネットワークを識別する町名・丁目のような役割
ホストアドレス部ネットワーク内の個々の機器を識別する番地・号室のような役割

ネットワークアドレス部とホストアドレス部の境界を示すのがサブネットマスクです。サブネットマスクの「1」のビットがネットワーク部、「0」のビットがホスト部に対応します。たとえば「255.255.255.0」というサブネットマスクは、上位24ビットがネットワーク部、下位8ビットがホスト部であることを意味します。

同じ情報をより簡潔に表記する方法がCIDR(Classless Inter-Domain Routing)表記です。IPアドレスの後ろにスラッシュとネットワーク部のビット長を付加します。たとえば「192.168.1.0/24」は、上位24ビットがネットワーク部であることを示します。「/16」なら上位16ビット、「/28」なら上位28ビットです。

③ グローバルIPアドレスとプライベートIPアドレス

IPアドレスには用途の異なる2種類が存在します。

種類用途特徴
グローバルIPアドレスインターネット上で一意に識別されるアドレス世界中で重複なし。ISP(インターネットサービスプロバイダ)から割り当てられる
プライベートIPアドレス社内LANや家庭内ネットワークなど、閉じたネットワーク内で使用インターネットに直接接続できない。組織内で自由に割り当て可能

プライベートIPアドレスを使っている機器がインターネットに接続するためには、プライベートIPをグローバルIPに変換する仕組みが必要です。

変換方式仕組み特徴
NATプライベートIPとグローバルIPを1対1で変換するNetwork Address Translation。同時にインターネット接続できる端末数=グローバルIPの数
NAPTIPアドレスに加えてポート番号も変換し、1つのグローバルIPで複数の端末を同時接続Network Address Port Translation。IPマスカレードとも呼ばれる。家庭用ルータで広く採用

NAPTでは、ルータが変換テーブルを管理し、内部の各端末からの通信をポート番号の違いによって区別します。たとえば端末Aの通信はポート10001、端末Bの通信はポート10002というように振り分け、1つのグローバルIPで複数の端末が同時にインターネットを利用できる仕組みです。

④ IPv6

IPv4のアドレス空間(約43億個)は、インターネットの爆発的普及により枯渇が進んでいます。この問題を根本的に解決するために策定されたのがIPv6です。

項目IPv4IPv6
アドレス長32ビット128ビット
アドレス数約43億個約340澗個(21282^{128}、事実上無限)
表記方法10進数(ドット区切り)16進数(コロン区切り、8グループ)
セキュリティオプション扱いIPsecを標準装備
構成ネットワーク部+ホスト部プレフィックス(64ビット)+インタフェースID(64ビット)

IPv6の表記例は「2001:0db8:85a3:0000:0000:8a2e:0370:7334」のように、16ビットずつコロンで区切った8グループの16進数です。連続する0のグループは「::」で省略できます。

IPv6の大きな利点として、IPsecが標準装備されている点があります。IPsecはIPレベルでの暗号化・認証を実現するセキュリティプロトコルで、IPv4ではオプション(後付け)でしたが、IPv6では最初から組み込まれています。

⑤ MNO・MVNO・データローミング・SIMフリー

モバイル通信に関連する重要な用語を整理しましょう。

用語正式名称説明
MNOMobile Network Operator自社で基地局などの通信設備を保有・運用する事業者。大手キャリア(NTTドコモ、au、SoftBankなど)
MVNOMobile Virtual Network OperatorMNOの回線を借りてサービスを提供する事業者。いわゆる「格安SIM」。設備投資が不要なため低価格を実現
データローミング-契約キャリアのエリア外(主に海外)で、現地の通信事業者のネットワークに接続してデータ通信を行う機能
SIMフリー端末-特定のキャリアに縛られず、任意のSIMカードを挿入して利用できる端末。SIMロックがかかっていない状態

具体例

NATとNAPTの違いを、ホテルの電話に例えて理解しましょう。

NATの場合:ホテルの各客室に外線電話番号が1つずつ割り当てられている状態です。客室が3つあれば、外線番号も3つ必要です。外部からは「03-XXXX-0001は101号室」「03-XXXX-0002は102号室」と1対1で対応しています。

NAPTの場合:ホテル全体で外線番号は1つだけ。フロント(ルータ)が内線番号(ポート番号)を管理し、「03-XXXX-0001の内線101は客室A」「同じ外線番号の内線102は客室B」というように振り分けます。外から見える番号は1つでも、内線番号の違いで複数の客室が同時に外部と通話できます。

家庭のインターネット環境では、ISPからグローバルIPが1つ割り当てられ、家庭内のPC・スマホ・タブレットなど複数の端末が同時にインターネットを利用しています。これはルータがNAPTで1つのグローバルIPを複数端末で共有しているからです。

試験のポイント

  • 要は「IPv4=32ビット、IPv6=128ビット
  • NAT=1対1、NAPT=ポート番号で複数対応
  • CIDR=/16のようにビット長で表記」
  • 5Gの3特徴(超高速・多数同時接続・超低遅延)も頻出
  • IPv6はIPsec標準装備、プレフィックス64ビット+インタフェースID64ビットの構成

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